瓜生行政書士、福島県白河市へ出張する。 2023/09/10
東北新幹線で新白河へ
東京都杉並区で行政書士を開業し、都内やその近郊へは、仕事のために良く飛び回っております。しかし、今回は福島県白河市まで出張して参りました。
私にしては珍しい遠方への出張の様子を、ご紹介しようと思います・・・行政書士の活動の一端をご紹介する意味を込めて。
依頼者は、白河市の周辺にお住まいの奥様。
ご依頼の内容は、公証役場においてご主人の代理人として離婚の公正証書を作成する。
ご主人は「公証役場へは行きたくない。」とのことで、奥様がご主人の代理人となってくれる行政書士を探していました。
奥様のご希望は、白河公証役場で公正証書を作成することで、私が利用する杉並区のJR荻窪駅から新白河駅(白河公証役場の最寄り駅)までは約2時間でしたから、私が新白河まで行くことにしました。
あとは、お二人の合意内容を合意書の形にまとめて、お二人に確認していただきました。その合意書を、戸籍などと共に白河公証役場に提供して、公証人に公正証書の原案を作っていただきます。ご主人の委任状も作成し、準備は終わります。
【 いよいよ、白河へ 】
白河へ行く日が近づくと、台風13号が発生し、関東に接近して来ました。そして、タイミングの悪いことに、白河へ行く当日に関東に上陸するという予報になってしまいました。
困りましたが、公証役場の予約は取っていますし、奥様はその日に公正証書を作成することを期待なさっていますから、白河へ行くしかありません。
安全を期して、予定よりも、早く出発することにしました。 午前7時過ぎにマンションを出発し、順調に東京駅に到着しました。東北新幹線のホームに着いたときの様子が、下の写メです。
9時過ぎの新幹線で新白河駅に向かいました。乗ったのは、この新幹線です。
新白河駅に着いたのは、10時半過ぎでした。途中までは強い雨が降っていましたが、新白河はほとんど雨は降っていませんでした。
新白河駅の前には、松尾芭蕉の像がありました。松尾芭蕉が、白河の関を訪ねていることに因んでいるのですね。
白河に行くと決まった時に、白河の名物を調べると、「白河ラーメン」があることを知りました。そこで、昼食はラーメンにしようと思い、お店は新白河駅近くの「かづ枝食堂」と決めていました。
開店は11時で、時間的にも丁度良く、朝が早かったですからお腹も空いていました。そこで、「かづ枝食堂」へ向かうと、私が最初のお客さんでした。
注文したのは、白河ラーメンと餃子です。
ラーメンは見た目はおつゆが濃そうですが、食べて見ると、意外とあっさりした醤油味。麺は太く、モチモチとした食感。シンプルな味で、とても美味しかったです。餃子も食べましたから、お腹はいっぱいになりました。
そして驚いたのは、「かづ枝食堂」さんの人気です。私は開店と同時に入りましたが、その後もお客さんが続けて入って来ました。地元で人気のあるお店だったのですね。
午後になって、白河公証役場へ向かいます。新白河駅から徒歩で10分弱です。
公証役場の前には、このような看板が出ていました。
白川公証役場の正面は、このような感じです。正面で、依頼者の奥様と待ち合わせました。
失礼ですが、東京の公証役場の方が立派だろうと思って行きましたし、この正面を見た時も、中はあまり広くないのでは、と思いました。
しかし、中に入って見ると、広くて、きれいで、公正証書を作成するための個室のようなスペースもあって、とても立派でした。
離婚の公正証書の作成ですと、通常、公証役場での所要時間は30分掛かりません。白河公証役場の公証人も、テキパキと処理して下さり、30分は掛かりませんでした。
無事に公正証書を作成することが出来ました。
公正証書作成後、近くのファミレスに移り、お子さんの戸籍の手続き・年金分割のために必要な資料などを奥様にお渡しし、午後3時前の新幹線で東京へ向かいました。
東京駅に着くと、東京も雨は降っていませんでした。台風は、関東には上陸しなかったそうです。
台風に振り回されましたが、新幹線が遅れるなどの影響もなく、終わってみれば、普通の雨の日でした。
福島という遠方への出張、台風の接近という普段とは違う仕事でしたが、ご依頼通りの公正証書を作成することができて、良かったです・・・とても疲れましたが。
ちょっと珍しい遠方への出張という、行政書士の活動の一端をご紹介いたしました。
このように遠方への出張などにも対応させていただきますので、行政書士探しでお困りになられたら、ご相談いただければと思います。
瓜生行政法務事務所では、東京の杉並区を中心に離婚の公正証書作成の相談にのっております。
瓜生(うりゅう)行政法務事務所
〒167-0035 東京都杉並区今川3-1-22
行政書士 瓜生 和彦
東京都行政書士会所属
(登録番号 第02082712号)